現在、京阪電車を「駅の劇場」がジャックしています。
どの車両にもポスターが!!!
やなぎさんも会場に来るため京阪電車を利用しています。
貴重な2ショット!
『パノラマ〜鉄道編〜』いよいよ明日はリハーサルです。
(スタッフ:辻口)
先日12月2日は、貸切電車公演「プリペアド・トレイン」、芝川ビルにて行いました「やなぎみわ新作映像作品『日清戦争異聞を読む』プレミア上映」と、イベントを2つ開催いたしました。どちらもたくさんのお客さまにお越し頂き、大盛況にて無事終了することができました、有り難うございました。
今回の公演・映像のため特別に製作された衣装です。
スタッフも案内嬢自身も見分けがつかなくなっていました。
さて、そのプレミア上映にて初公開された『日清戦争異聞を読む』は21日までアートエリアB1にて公開しております。
この作品は、萩原朔太郎の小説「日清戦争異聞(原田重吉の夢)」という、史実とフィクションを交えて書かれた厭世的な短編小説を、大阪の近代建築にて案内嬢が朗読する様子を作品化した映像作品になります。また、朗読だけではなく、その作品を元に制作されている「PANORAMAー鉄道編ー」(23・24日に公演)のセリフの一部も出てきます。
やなぎみわの作品の中でも重要なモチーフとなっている”案内嬢”の新作映像作品です。B1での上映は21日までとなっております。ぜひご高覧ください。
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「日清戦争異聞を読む」
やなぎみわ(案内嬢プロジェクト) HDV 19分31秒
協力:芝川ビル、堺筋倶楽部
おおさかカンヴァス推進事業(主催:大阪府)選考作品
日時:12月4日(火)〜12月21日(金)※月曜休館
時間:12:00~19:00
場所:アートエリアB1
※公演開催日や、稽古によりご覧頂けない場合もございます。
予めご了承ください。
明治~昭和初期、巨大な壁面に描かれた戦場風景で一世を風靡したテーマパーク・パノラマ館。大陸への野望である「鉄道パノラマ館」を描く人気画家と、その思い出を語る詩人・萩原朔太郎。そして、やなぎみわの作品モチーフである「案内嬢」が大衆の声、国家の声を演じます。大阪大学基礎工学研究科石黒研究室が開発した「ジェミノイド」も案内嬢の一人で登場します。
12月23日(日)13:00開演/17:00開演
12月24日(月・祝)13:00開演/17:00開演
(各公演とも開演15分前開場/開演30分前~受付)
料金:前売3,000円/当日3,500円
定員:各回80名(要事前申込・先着順)
会場:京阪電車なにわ橋駅地下1階(アートエリアB1)
作・演出:やなぎみわ
出演:山本麻貴、二口大学、七井悠、野田まどか、「ジェミノイドF」、「案内嬢プロジェクト」参加メンバー
●アフタートークゲスト
24日(17:00の回 終演後)
石黒浩(大阪大学基礎工学研究科&ATR石黒浩特別研究室)、やなぎみわ
メールまたは電話にて
[公演名、希望日時、参加者氏名、参加人数、当日連絡が取れる連絡先]
をお知らせください。
申し込み・お問い合わせ先:アートエリアB1
E-mail:b1.tetsugei@gmail.com(件名に「パノラマ〜鉄道編〜」とご明記ください)
TEL:06-6226-4006(12:00~19:00)※月曜(祝日の場合は翌日)休館
※定員に達し次第申し込みを終了いたします。
ただいまアートエリアやなぎみわプロデュース鉄道芸術祭もあとわずか!
いよいよ明日は、あごうさとし演劇公演─複製技術の演劇─「パサージュⅡ」公演日となりました!
演劇は複製できるのかー。をテーマとした演劇作品を作られてきたあごうさとし氏。今回は「複製技術の演劇」を主題とした連作公演の第二部となります。
写真や映画による機械的複製技術がもたらした芸術と人間との関係性を考察したドイツの思想家ヴァルター・ベンヤミンをモデルに繰り広げられる演劇が、このパサージュシリーズ。今回アートエリアB1で披露される第二部では、彼が思考する無数の言葉と現実の駅の雑踏音が交差する、という、まさに“駅”という空間を生かしたインスタレーション・演劇作品となっています。
これまでの公演とは異なり、 観客の皆様も舞台上で観劇していただく予定です。
役者と同じ舞台上で観る演劇。
観る人それぞれの視点で全く異なる景色が見える作品になりそうです。
第一部「パサージュⅠ」の様子を少しだけご紹介。
この作品は、先月に京都のカフェ・モンタージュにて公演が行われたのですが、この作品も“カフェ”で行われることを意識して作られています。
主人公はヴァルター・ベンヤミン。複製された芸術についてを論じる彼が、カフェで原稿を書いているまさにその場に、実際に複製された自分が現れた時の様子を舞台設定としています。ここでまず、ストーリーとして複製技術というものが取り上げられます。
そして、実際にその主人公を映像で複製された役者が演じ、その映像の人物が想定している架空の自己をあごうさとしが実演・生で演じる、という、演じ方としても複製技術を用いているのです。
このように、“複製”というキーワードが様々な角度から絡み合うこの作品。実際の劇場がカフェでもある、という現実空間を最大限に活かしながら、かつ演劇の本質とはどこにあるのかを突くものとなっていました。
そのような、まさに演劇の複製とはどういったことなのか、それは実現可能なのかといったことを、巧みな表現方法を使って実演しているあごうさとし。果たして駅の中のコンコースという舞台では、どのような作品になるのか、今からとても楽しみです。
公演は来週末の土曜日と日曜日の2回行われます。ご予約もまだまだ受け付けておりますので、ぜひご高覧ください。
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日時:12月15日(土)14:00開演
12月16日(日)14:00開演
(各回とも13:30開場/13:00~受付)
料金:前売2,000円/当日2,500円
定員:各回80名(要事前申込・先着順)
作・演出・出演:あごうさとし
〈アフタートークゲスト〉
[15日] 西堂行人(演劇評論家、近畿大学文芸学部教授)、あごうさとし
[16日] 市川明(大阪大学文学部教授)、あごうさとし
お申し込みは、メールまたは電話にて、
[参加者氏名、参加人数、当日連絡が取れる連絡先]をお知らせください。
※メールの場合、件名に「パサージュⅡ予約」とご明記ください。
定員に達し次第、申込を終了致します。
お申し込み先:アートエリアB1
E-mail : b1.tetsugei@gmail.com
TEL : 06-6226-4006(12:00~19:00)
※ 月曜(祝日の場合は翌日)休館
案内嬢になる為の厳しい特訓を初めて早くも2ヶ月経過。
美しい立ち振る舞い・声を身につけ、ますます案内嬢らしくなった参加者。
そんな彼女たちがワークショップで最後に教えてもらうのは……講談です!
ということで11/3、10、14は
旭堂南湖さんをお迎えし講談ワークショップを受けました。
旭堂南湖さんは、滋賀県甲賀郡甲南町(現在の甲賀市)出身の講談師。大阪芸術大学大学院を修了されて、三代目旭堂南陵に入門。上方講談協会に所属して活動をされており、2010年には文化庁芸術祭新人賞も受賞されていらっしゃいます。
講談とは張り扇を叩いて調子を取りつつ、軍記物など主に歴史にちなんだ読み物を読み上げる日本の伝統芸能です。
現在使われていない昔の言い回しや、ほとんど息継ぎをしない独特の喋り方に苦戦しつつ、その面白さに魅了される参加者たち。休日に南湖さんの公演を観に行った方もいました!
課題も出され、ワークショップ2日目はその成果を見てもらいました。
「その声の2倍出してくださいねー」と南湖さん。
プラットフォームの会場を活かして遠くから読んでみました。
うーん すごい距離 (笑)
最終日はいよいよ発表会!
着物を着ると貫禄が出ますね。
これで全てのワークショップが終わりました。
これから案内嬢たちは12/23、24公演の
「パノラマ〜鉄道編〜」に出演すべく稽古が始まります。
いよいよ案内嬢を実践です!
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明治~昭和初期、巨大な壁面に描かれた戦場風景で一世を風靡したテーマパーク・パノラマ館。大陸への野望である「鉄道パノラマ館」を描く人気画家と、その思い出を語る詩人・萩原朔太郎。そして、やなぎみわの作品モチーフである「案内嬢」が大衆の声、国家の声を演じます。大阪大学基礎工学研究科石黒研究室が開発した「ジェミノイド」も案内嬢の一人で登場します。
12月23日(日)13:00開演/17:00開演
12月24日(月・祝)13:00開演/17:00開演
(各公演とも開演15分前開場/開演30分前~受付)
料金:前売3,000円/当日3,500円
定員:各回80名(要事前申込・先着順)
作・演出:やなぎみわ
出演:山本麻貴、二口大学、七井悠、野田まどか、「ジェミノイドF」、「案内嬢プロジェクト」参加メンバー
〈アフタートークゲスト〉
24日(17:00の回 終演後)
石黒浩(大阪大学基礎工学研究科&ATR石黒浩特別研究室)、やなぎみわ
メールまたは電話にて
[公演名、希望日時、参加者氏名、参加人数、当日連絡が取れる連絡先]
をお知らせください。
申し込み・お問い合わせ先:アートエリアB1
E-mail:b1.tetsugei@gmail.com(件名に「パノラマ〜鉄道編〜」とご明記ください)
TEL:06-6226-4006(12:00~19:00)※月曜(祝日の場合は翌日)休館
※定員に達し次第申し込みを終了いたします。
(スタッフ:辻口)
稽古の裏では着々と衣装が製作されています!
前回の『1924人間機械』では案内嬢たちが水色の制服に身を包み、会場では圧倒的な存在感をはなっていました。
こちらは帽子を製作中。
ピンク色の布がありますね。
案内嬢の真っ赤な口紅を彷彿とさせます。
少し離れたところでは小道具作り。
幻灯機という機械を作っています。
この機械はスライド映写機の原型ともいわれ、
当時はガラスに描かれた絵をはめ込み、適当な幕に映していたとか…
古い時計を分解し、使えるパーツだけを取り出します。
1から作るため、設計図を何度も書き直し試行錯誤中。
一体どんな幻灯機が出来上がるのでしょうか。
それは舞台を見てのお楽しみ^^
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明治~昭和初期、巨大な壁面に描かれた戦場風景で一世を風靡したテーマパーク・パノラマ館。大陸への野望である「鉄道パノラマ館」を描く人気画家と、その思い出を語る詩人・萩原朔太郎。そして、やなぎみわの作品モチーフである「案内嬢」が大衆の声、国家の声を演じます。大阪大学基礎工学研究科石黒研究室が開発した「ジェミノイド」も案内嬢の一人で登場します。
12月23日(日)13:00開演/17:00開演
12月24日(月・祝)13:00開演/17:00開演
(各公演とも開演15分前開場/開演30分前~受付)
料金:前売3,000円/当日3,500円
定員:各回80名(要事前申込・先着順)
会場:アートエリアB1(京阪電鉄なにわ橋駅地下1階)
作・演出:やなぎみわ
出演:山本麻貴、二口大学、七井悠、野田まどか、「ジェミノイドF」、「案内嬢プロジェクト」参加メンバー
〈アフタートークゲスト〉
24日(17:00の回 終演後)
石黒浩(大阪大学基礎工学研究科&ATR石黒浩特別研究室)、やなぎみわ
メールまたは電話にて
[公演名、希望日時、参加者氏名、参加人数、当日連絡が取れる連絡先]
をお知らせください。
申し込み・お問い合わせ先:アートエリアB1
E-mail:b1.tetsugei@gmail.com
(件名に「パノラマ〜鉄道編〜」とご明記ください)
TEL:06-6226-4006(12:00~19:00)※月曜(祝日の場合は翌日)休館
※定員に達し次第申し込みを終了いたします。
(スタッフ:辻口)
10月24、27日はダンサーの松本芽紅見さんによる
身体を動かすワークショップを行いました。
前回までは案内嬢としての立ち振る舞いや発声のための柔軟をしていましたが今回は体を動かすって?そもそも私たちの体ってどんなん?というのを確認する回でした。
寝転がった他人の頭や腕、足を持ち、初めてその重さを実感。
持たれた方も誰かに動かされ自身の関節の可動域の広さに驚いていました。
こちらはペアの人が加えた力で体がどう動くか体験中。
考えすぎると外から受けた力に体が素直に反応できず
変に力んでしまいました…
演じるときも普段の生活でも無意識に体に力を入れ、
ぎこちなかったり辛い体勢になっていることがあるのだなと感じました。
今回は骨や筋肉などの動き方なども頭におきながら体の動き、楽になる姿勢を知りとても分かりやすかったです。
さあ、本番まであと1ヶ月を過ぎました!!!
明治~昭和初期、巨大な壁面に描かれた戦場風景で一世を風靡したテーマパーク・パノラマ館。大陸への野望である「鉄道パノラマ館」を描く人気画家と、その思い出を語る詩人・萩原朔太郎。そして、やなぎみわの作品モチーフである「案内嬢」が大衆の声、国家の声を演じます。大阪大学基礎工学研究科石黒研究室が開発した「ジェミノイド」も案内嬢の一人で登場します。
12月23日(日)13:00開演/17:00開演
12月24日(月・祝)13:00開演/17:00開演
(各公演とも開演15分前開場/開演30分前~受付)
料金:前売3,000円/当日3,500円
定員:各回80名(要事前申込・先着順)
作・演出:やなぎみわ
出演:山本麻貴、二口大学、七井悠、野田まどか、「ジェミノイドF」、「案内嬢プロジェクト」参加メンバー
〈アフタートークゲスト〉
24日(17:00の回 終演後)
石黒浩(大阪大学基礎工学研究科&ATR石黒浩特別研究室)、やなぎみわ
メールまたは電話にて
[公演名、希望日時、参加者氏名、参加人数、当日連絡が取れる連絡先]
をお知らせください。
申し込み・お問い合わせ先:アートエリアB1
E-mail:b1.tetsugei@gmail.com(件名に「パノラマ〜鉄道編〜」とご明記ください)
TEL:06-6226-4006(12:00~19:00)※月曜(祝日の場合は翌日)休館
※定員に達し次第申し込みを終了いたします。
(スタッフ:辻口)
発声のトレーニングの次は
感情と間を意識。
同じ短文を順々に読んでいきます。
各々の解釈により表現方法が変わるだけでなく、
読まれる言葉が流れていくリズムも感じながら
読むスピードも考えます。
そこで気づいたのは
「待つ」という間は主観と客観では感覚が違うということです。
自分ではかなり待ったつもりでも聞いている側からすればもっと待てる、
むしろもっとあけてほしいと感じるのです。
感情の表現もそうですが、このような間も
少し大げさに表現してようやく伝わるのかなと私は思いました。
最後はペアを組み、
通販番組を披露するという課題がでました。(打ち合わせ時間10分…)
先ほどと同じでグループにより言葉、口調、動作、ストーリーなど見せ方に違いがありましたが、だいたい共通していたのは”重要な部分はゆっくり言う・何度も言う・前に出る”ということでした。
自身が見た通販番組に対するイメージが出たのかもしれませんが
アドリブで自然とやった上記の感覚を忘れないで
と内田先生は言っていました。
発声や表現はとても感覚的なものでつかみづらいですが
日頃からやっていることでもあります。
無意識で行っていることを細かなことから意識することによって、舞台での表現をつかみとることが出来るのではないかと思いました。
(スタッフ:辻口)
10月20日、21日は関西、関東の舞台で活躍する俳優で、ボイスコーチの内田淳子さんによる「ボイストレーニング」のワークショップを行いました。
前回の丸山観月さんによるワークショップでは
発音や滑舌、案内嬢としての喋り方や動作を教えて頂きましたが、
今回は発声の前のウォーミングアップを中心に教えていただきました。
まずは普通に会場を歩き回ります…
無意識の人、何か考えながら歩く人
人によってそのときの状態は違いますが、
そんな自由な状態にだんだんと拘束をかけていきます。
「今は見えているものに集中して。」
「次は聞こえるものに集中して。」
「次は触り心地を意識して。」
そして最後にまた自由な状態で歩かせる。
少しの風を切る音や触感、誰かの足音など
感覚に対する意識が鋭くなりました。
次に発声のウォーミングアップ。
ただ声を出すのではなく、
息を吸うところから意識します。
歩いて感覚を意識したようにこのときは肺の膨らみを感じながら…
非常に奥行きのあるアートエリアB1の会場。
声量がないと客席まで届きません。
喉を痛めずして声量を上げるにはどのようにすればいいのか
基本ながらも意識する部分が多く
やはり日々の努力が積み重なってこその物だと感じました。
続く