10月20日 衣装合わせ


本日から稽古の時間が1時間延びたのにも関わらず、稽古場にいるすべての人間が集中力を切らさず稽古が行われました。役者さんは開始1
時間前の自主練習と居残っての自主練習。かなりハードですが、水兵役の役者さんたちは今日もエネルギッシュで頼もしいかぎりです。
 そして、稽古の後は、衣装合わせ。衣装は当時実際に使われていたものを丁寧に仕立て直したものばかり。キャストのキャラクターや社会的背景を丁寧に参照しているので、どれも必見です。
 なかでも、やなぎさんがこだわったのは水兵の帽子です。額の文字はロシア語で「前兆」です。ゲーリング『海戦』の冒頭で水兵によって叫ばれる「前兆」という言葉。時を超えて、2011年のKAATで甦ります。

アシスタント 武蔵野美術大学 小林あずさ