旭堂南湖さんによる講談ワークショップ

案内嬢になる為の厳しい特訓を初めて早くも2ヶ月経過。
美しい立ち振る舞い・声を身につけ、ますます案内嬢らしくなった参加者。

そんな彼女たちがワークショップで最後に教えてもらうのは……講談です!

 

ということで11/3、10、14は
旭堂南湖さんをお迎えし講談ワークショップを受けました。

旭堂南湖さんは、滋賀県甲賀郡甲南町(現在の甲賀市)出身の講談師。大阪芸術大学大学院を修了されて、三代目旭堂南陵に入門。上方講談協会に所属して活動をされており、2010年には文化庁芸術祭新人賞も受賞されていらっしゃいます。

 

講談とは張り扇を叩いて調子を取りつつ、軍記物など主に歴史にちなんだ読み物を読み上げる日本の伝統芸能です。

現在使われていない昔の言い回しや、ほとんど息継ぎをしない独特の喋り方に苦戦しつつ、その面白さに魅了される参加者たち。休日に南湖さんの公演を観に行った方もいました!

課題も出され、ワークショップ2日目はその成果を見てもらいました。

 

「その声の2倍出してくださいねー」と南湖さん。
プラットフォームの会場を活かして遠くから読んでみました。
うーん すごい距離 (笑)

 

 

 

最終日はいよいよ発表会!

 

 

 

着物を着ると貫禄が出ますね。

 

これで全てのワークショップが終わりました。
これから案内嬢たちは12/23、24公演の
「パノラマ〜鉄道編〜」に出演すべく稽古が始まります。

 

いよいよ案内嬢を実践です!

 

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やなぎみわ演劇公演「パノラマ~鉄道編~」

明治~昭和初期、巨大な壁面に描かれた戦場風景で一世を風靡したテーマパーク・パノラマ館。大陸への野望である「鉄道パノラマ館」を描く人気画家と、その思い出を語る詩人・萩原朔太郎。そして、やなぎみわの作品モチーフである「案内嬢」が大衆の声、国家の声を演じます。大阪大学基礎工学研究科石黒研究室が開発した「ジェミノイド」も案内嬢の一人で登場します。

12月23日(日)13:00開演/17:00開演
12月24日(月・祝)13:00開演/17:00開演
(各公演とも開演15分前開場/開演30分前~受付)

料金:前売3,000円/当日3,500円
定員:各回80名(要事前申込・先着順)

作・演出:やなぎみわ
出演:山本麻貴、二口大学、七井悠、野田まどか、「ジェミノイドF」、「案内嬢プロジェクト」参加メンバー

〈アフタートークゲスト〉

24日(17:00の回 終演後)

石黒浩(大阪大学基礎工学研究科&ATR石黒浩特別研究室)、やなぎみわ

【予約申し込み】

メールまたは電話にて

[公演名、希望日時、参加者氏名、参加人数、当日連絡が取れる連絡先]

をお知らせください。

申し込み・お問い合わせ先:アートエリアB1
E-mail:b1.tetsugei@gmail.com(件名に「パノラマ〜鉄道編〜」とご明記ください)
TEL:06-6226-4006(12:00~19:00)※月曜(祝日の場合は翌日)休館
※定員に達し次第申し込みを終了いたします。

 

 

(スタッフ:辻口)