10月23日 海戦クライマックス稽古

毒ガスを使って前進する突撃兵 1924

今日が何曜日なのか何月なのか、季節はどうなっているのか、劇場という別世界にいると分からなくなります。わかっているのは公演までのスケジュールのみ。今日は「1924海戦」の劇中劇部分の稽古。軍艦内で被弾した水兵たちがガスマスクを付けて瀕死になるのですが、どこかで見た「絵」だと思ったら、これでした。

オットー・ディックス、何と1924年の制作。この時代の危機感を感じます。「海戦」の戯曲家ラインハルト・ゲーリングとディックスはドイツで同世代、交流があったのか調べてみたいです。

それはともかく、まずは現実問題。マスクは俳優さんたちの発声に負荷が大きいので色々工夫を凝らしてます。(やなぎ)