今回の演劇で使われる舞台セットは、すべてワークショップで制作されています。連日連夜の稽古でなかなか制作の現場に行けなかったやなぎさんですが、今日は稽古の後に直行し、最後の仕上げに向けて作業を行いました。
21日の時点ではまだ色がついていなかった舞台セットですが、今はすっかり舞台セット然としており、とてもかっこいいです。ここに照明があたって、役者さんが乗るのころを想像するとわくわくします。
作業は、築地小劇場の舞台美術家である吉田兼吉の資料を基に作られていますが、当時の資料は白黒のため、すべては想像と推測をしながらの作業です。やなぎさんは明日もワークショップのメンバーとともに制作に励みます。
(アシスタント 武蔵野美術大学 小林あずさ)